シングル「傷だらけのダイヤモンド」に付いている半券を、アルバム「Double-edged sword」に封入されている専用ハガキに貼って応募し、抽選で当たると参加出来るという今年のバースデーイベント。
当たり前のようにCDを買い、もれなくハガキに半券を貼って応募したところ、見事に当たったので行ってきました。
一度帰宅し、着替えてからクルマでSHIBUYA-AXに向かい、地下の公共駐車場に停めたところ開場時間から約10分遅れでの到着なってしまったのですが、行ってみたら珍しく既に場内へ案内中。
整理番号は「56」だったのですが、もう「~980番までー」と叫んでいたので急いで中に入りました。
1Fはもれなくスタンディングなので、場所はフロア中央付近、センターからちょい左の非常口寄り辺りに陣取り。
10分送れでこんだけ入っているとは...。
18時頃から、エアギター世界選手権で優勝したことのある「ダイノジ」コンビが現れ、兄貴の曲でDJプレイ&エアギターでほどなく盛り上げ。
一旦、会場が明るくなり、2Fの関係者席を見上げると、普段よくお見受けする方の顔が...。(笑)
(というか、午前中は一緒にお客様先へお邪魔していたのですが。)
新しいアルバムからは4曲ほど演ったのですが、あえて全体の曲目などはこの際割愛して、感想をば。
[デビュー当時と同じ表情をしていた]
歌いながら、時折見せる表情が、紛れも無くデビューしたての頃の「モニカ」を歌っていた時のそれに近いものがありました。
25年も経っているのでそれはないだろー、と思うかも知れませんが、いやいや、「LIVE archives 25」の見過ぎだとか、目の錯覚ではないと思います。
たまたま今日のステージ用メイクが昔のようにカッチリしていただけなのかもしれませんが、25年を迎えて原点回帰...のような想いがそこにあったのかもしれません。
[このANNIVERSARY YEARにかける意気込みを感じた]
この8月18日を以って、御年44歳。
一般の同年代と比べれば、それはやはり鍛えられたカラダをしている訳で、ジーンズを履いていたために2回ほどカスったとはいえ2m以上ある高さのシンバルもなんだかんだ言いながらこれまで通り廻し蹴りをして曲のエンディングをキメるのですが、ふと目に入った、顔の額関節に這う皺を見ると、人としての年輪を感じました。
しかしそれは、普通に誰しもが年を経るごとにいつしか知らぬ間に身に付けるものでもあり、ステージ上の兄貴とて同じことな訳です。
ただ、ここでそれが目に付いたにも関わらず、ステージアクトは今までと同じテンションを保ち、激しい曲も難なくこなす(ように客席からは見えてます)。
ある時期から散歩に勤しみ、タバコもやめ、家庭(&事務所?)のベランダ菜園で採れた新鮮な野菜を食べ、時代劇の撮影のために馬に乗る特訓をし、金魚に癒され、粛々とカラダを鍛えてライブに臨む。
今までのように、多少の無理・無茶がきいていた頃とは違うことを認め、表面的には何も変わらず繰り返しているように見えながら、実はその差分を埋めるための"何か"を、自分のペースに乗せて付け合せていく。
これまでの新譜発売時には見られなかったくらい、バラエティやトーク番組にも積極的に出演し、今回の「無料招待ライブ」をはじめとするプロモーション活動をこなしていく姿に、並々ならぬ意気込みを感じました。
このあとも、氣志団との対バンライブや、番組収録のための海外遠征など様々な予定が控えていますが、暮れから来年2月6日の日本武道館(ファイナル)まで続くツアーは、きっといいものになると期待が持てるライブでした。
ま、あえて欲を言わせてもらえれば、ちょっと曲数は少なめだったかな、、、というところですが、「今日はタダなんだし」(本人・談)、フルパワーはツアーで見せていただくとして、昨年末(代々木第二体育館)からおよそ8ヶ月ぶりのライブをスタンディングで拳を振り上げながら堪能出来たことが一番の収穫、でした。
あ、会場でも歌いましたが、忘れないように書いておかなくちゃ。
Happy birthday Koji!!!
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