トランスフォーマーシリーズの3作目「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」。
いつもの「ユナイテッドシネマ としまえん」で観てきました。
金曜日は会員デーなので割引!と思って行ったのですが、IMAX デジタルの3D作品は通常料金でした。(ガックリ)
けど、初の3D、しかも映画館でしきりに宣伝しているIMAXも初体験とあって、ちょっとワクワクでした。
スクリーンの入り口で専用の3Dグラスを渡され、中に入ると、明らかに今までとは違う大きさの、黒幕の境目がないスクリーンが壁いっぱいに広がっています。
座席は、真ん中よりちょっと手前のほぼ中央で、新作予告を観ている時はあまりに広い画面に映し出されていたのでもうちょっと後ろ寄りのほうが良かったかな...と思ったのですが、いざ本編が始まると何てことはなく、むしろ奥行きのある映像に集中していたため全く気になりませんでした。
本編は、先の2作から続くお話になっていますが、きっかけが遡ること1960年代、人類が初めて月面着陸に成功した時、月の裏側に見たことのない生命体を発見し、このことがトップシークレットになることから月面探査プロジェクトが中止になった...という設定から始まります。
相変わらず、クルマからロボットに変形(トランスフォーム)する場面のギミックは早過ぎてどこがどう変わっているのか全く追いつけないのですが、今回のポイントはやはりIMAX 3D。
まあ、モノが飛んで来たり火花が散ったり...というシーンで3Dの効果が発揮されるのかな、というのは容易に想像出来たのですが、むしろ観ていてビックリしたのはそこではなく、何気ないシーンで人や建物の奥行きが表現されていたこと。
加えて、派手なシーンになる前から「あー、そこまで大きくしちゃうんだ」と思う程、普通では鳴らし切れない位の音量。
爆発音や地響きのシーンでは、もろに足下へも低音のバイブレーションが伝わってきます。さすがに自宅ではこうはいきませんね。
放映時間は2時間44分とだいぶ長い作品なのですが、すっかりのめり込んで観ていたおかげでまったく長さが気になりませんでした。
実はこれまで、3Dの映画というと、個人的な印象としていささか奇をてらっているような感がしていてあまりピンと来ていなかったのですが、圧倒的な音響効果とセットになることで、これは映画の新しい楽しみ方になるかもしれませんね。
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