[Lc5](エルシーファイブ)。
先日のPurple DaysワンマンライブにDrs.のAkiくんがサポートで参加していたことから知り合うきっかけをいただき、以来アルバムも聴き込んでいます。
なかなか若手のバンドをじっくりと聴き込む機会はないのですが、一言で言いましょう。
「このバンドはいい」。
「アンティーク珈琲店」(アンカフェ)のVo.mikuくんを始めとして、各々が元々それぞれパーマネントなバンドで活動しているのですが、とてもそんな寄り集まった感じがしない。
むしろ、グルーブ感とパート同士のシンクロ度がハンパないサウンドで、いわゆる「V系」のバンドの中でもしっかりまとまっているため聴き易い。
そして何より、個々のメンバーがみんなかなりのテクニシャン揃いで、実に細かいフレーズが曲中に散りばめられています。
特にドラマー的なポイントとして、どうしてもタイコにフォーカスを当ててしまうのですが、うっかりノンキにフレーズを聴こうかなぁ...なんて感じで聴いたら、とんでもない。
相当作り込まれたフレーズに、それを再現出来るだけの裏付けされたテクニック。
「一人ドラム&パーカッション」と言ってもいいくらいの、歌裏に散りばめられた無数の細かい音と、(通常の)"倍のサイズで取っているオカズ(フィルイン)"。
なんかまるで、歌ものの曲中でそこかしこにソロが入り込んでいるかのようでもあり、けれどパーカッシブなのでうるさくない。
そして、曲もキャッチーなメロディなものが多いため、アルバムも聴き入りやすくまとまっています。
アルバム「Lchronicle」の1曲目、シングルにもなっている「Only you -キミとのキヅナ-」はアニメ「べるぜバブ」の第四期主題歌にもなっています。
出来れば、世の中みんなが口を揃えて「いいね」と言い出すその前に、まずは一聴をオススメします。
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