ドラム機材関係ネタですが、予告していたシンバル方面の解説ではなく、フェイクを入れて(笑)今回はスティックです。
ふだん使っているスティックは、TAMAの「H2145T」(ヒッコリー)という型番のモデルです。
この型番ですが、
・最初のアルファベット:木の材質(H:ヒッコリー、O:オーク、M:メイプルなど)
・数字:太さ(スティックの径)
・最後のアルファベット:チップ(先端)の形状(B:ボール型、、T:トゥルーラウンド型、P:ポピュラー型※など)
※一般的にはティアドロップ(涙の粒)型とも言われます
という意味を表しています。
[Tip Style]
http://www.tamadrum.co.jp/japan/products/sticks/tipstyle.html
なので、ぼくの場合は、
「ヒッコリー材で14.5mm径の、トゥルーラウンドチップ」
という構成になります。
なぜ、これにしたかというと、
材質:叩いている時に一番折れにくかったから(同じ形状のスティックで違う材質のものも試してみたけど、オーク材は耐久性がちょっと心配だったのと、メイプル材のものにいたってはひと振りで折れたことがあったため)
太さ:握って一番しっくりきたから
チップの形状:ボール型よりも少々小ぶりで、細かいフレーズなどにも対応がしやすそうだったから(完全な先入観です)
という理由によるものなのですが、これにしてからはもうずっと一筋。
使い初めて24年余、ってところです。(改めてこう書くとえらく長いっすね)
で、ご存じない方もいらっしゃると思いますが、実はスティックって同じ型番のモデルでも重さにバラつきがあったりするんです、これが。
おまけに消耗品(折れる時は最初の一撃でイっちゃうこともあります)でもあるので、必然的に予備をケースにストックしておくことになるわけです。
こんな感じで。
あ、ちなみに、中央に1セットだけ他とは別にして入れてあるスティックは、かの「アオジュン」こと、大御所ドラマー・青山純さんご本人からライブ終了後に直接いただいた、使用済みスティック(サイン入り)です。ケースの表側にもサインしてもらっています。
このスティック、右手用と左手用でチップの形状を変えていらっしゃるんです。
うーむ、深い。
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