日本レストランエンタプライズ所属の山形新幹線客室販売員・茂木久美子さんの書いた本「買わねぐていいんだ」。
高校を卒業後、たまたま見かけた新聞の求人募集に応募。
「旅を楽しんでもらいたい」
「お客様の笑顔が見たい」
という思いから、お客様との会話によるきっかけ作りを大事にし、車内のワゴン販売でトップセールスになった現在の心境や心構えなどを、様々なエピソードを元に地元である山形弁の表現を織り交ぜながら自身の言葉で綴っています。
「雰囲気を堪能してもらう」のって、実はスターバックスなどと同じなのかも、と思ったりします。
もちろん、チェーン店ではないですし、それ(雰囲気や空間)を求めて来訪するのと、結果的にそうなって買ってもらうのとでは順番が逆ではありますが...。
でもそれを、自分の理想として追い求め、失敗しつつも工夫を重ねて結果的に売上に繋げていく姿は、とても見習う点が多いと感じました。
「相手の気持ちになって考える」って大事なことですけど、常に意識するのって実は大変でもあります。
とはいえ、いつも「本質」を理解した応対が出来るように心がけたいですね。
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