野村さんといえば、データを重視した「ID野球」が有名ですが、まずは、
「知らないよりも知っていたほうがいい」
「考えないよりも考えたほうがいい」
との発想を選手に持ちかけることで始まり、根拠に基づいた行動することで試合の中における戦略・戦術だけでなく、人としての心の成長にも繋がるような指導を心がけているとのことです。
読み進むと決して特殊なことを説いてるわけでなく、野球のシチュエーションをテーマにしつつも、ごくごく基本的な、けれど気がついていなかったことなどを紹介されています。
文庫で240ページと充分な分量ではりますが、次の章を早く読みたくて一気に終えてしまいました。
野球に詳しくない方でも問題なく読めると思いますので、ご興味あればぜひご一読を!
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