ちょっと前になりますが、"実写版ヤマト"こと「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観てきました。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト 公式Webサイト」
場所はいつものおなじみ、ユナイテッドシネマとしまえん。
金曜日の会員デーだったので、1,000円で鑑賞。しかし、平日の日中だというのにもかかわらず、そこそこお客さんが入ってました。やはり作品に対する注目度の高さの表れでしょうか。
昔のアニメ版を知っている人からすれば、単なる実写版というよりヤマトが立体化したという意味で3Dな映画。
でもこれが、現代の最先端VFXで表現されると、ホントにヤマトが空を飛んでる(ように見える)んですよ。(当たり前ですけど)
いや、そんなことじゃなくて、まるで実在する宇宙戦艦として見えてくる位、キメの細かい描画なんです。
リアルな調子に基づいて建造物を表現しようとすると、宇宙では太陽からの光源しかないため影は出来ないのですが、あえて立体感を醸し出すために戦艦や戦闘機に影をもたせてみたり、CMカットにも登場する、ガミラスからのカモフラージュのため地中に埋もれたヤマトが地割れを起こしながら飛び立つシーンや、宇宙空間でのコスモタイガー隊の戦闘シーン。
いやぁ、キレイです!!!
VFXの技術を駆使して制作された映像の部分だけを取り上げてみたら、どちらかというと「大波が来た~」とか「スパイダーマンがブランコみたいにビルをつたって動いてる~」といった"引き"の映像が多いハリウッドの作品と比べても間違いなくひけを取らないくらいの細かさとクオリティです。
役者さんの演技やストーリー構成は、細かい点についてネタバレになるのであえて書きませんが、全体的にぼくらの知っている「ヤマト」が2時間ちょっとにギューッと圧縮された感じの印象です。
デスラー総統はいい表現(あえてこう書いておきます)だった!
コスモゼロがバルキリー(「超時空要塞マクロス」)っぽい動きをするのが意外というか新しい取り組みでしたね。
何年か前の年末に地上波で「さらば宇宙戦艦ヤマト」を2夜に分けて放送していたのをたまたま観たのですが、「改めて今観ると"ヤマト"ってこんなに悲壮感満載な映画だったんだ。。」と感じたものが、いい意味でそれを踏襲しているように思います。
キレイさと細かさを目の当たりにするためにも、ぜひご覧になることをオススメします!
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