「ナンツッテ!プロジェクト」でお世話になっている酒井麿さんの出演するイベント「Drumming High!2011」のお手伝いに行って来ました。(現場制作、2ndスチール撮影)
会場は、川崎・CLUB CITTA。
CITTAといえば、天井から吊るされた星形の照明トラスがシンボルですね。
ステージ側だけでなく、お客様にもドラムセットやパーカッションなど、何らかの打楽器を使っていただいてショーの進行と共にリズムで参加していただくというこのイベント。
ステージにもドラムセットが何台も設置されるのですが、客席側の機材がものすごい状態です。
・ジェンベ(アフリカの打楽器)・・・67台(!)
・一体型の電子ドラム(Roland VD-1)・・・13台
・Pearlの簡易携帯型ドラムセット(リズムトラベラー)・・・8台(くらい、たしか)
・島村楽器の子供用ミニドラム・・・2台
・ノーマルのアコースティックドラム・・・4台(だったかな)
...などなど、相当量の機材が運び込まれ、客席側セットアップ担当のスタッフ一同で黙々と組み上げていきました。
こりゃ、ドラム機材の勝手が分かってる人じゃないとスムーズにはいかない感じ。
スムーズに全部組み終わったなぁ、、、などと思っていても、時計を見たらお昼を回っていました。
一端休憩を挟んで、照明のシュートが終わった後に音出しリハ。
「本番と同じように、会場の機材を思いっきり音出ししてください。」
ということで、Rolandの電子ドラムをサウンドチェックがてら叩いていたのですが、リハなのにもうなんだかそれだけでイベントに参加しているような錯覚に。
「これはきっと来場された方々は楽しいだろうなぁ」
などと思いつつ、あっという間に開場の時間に。
会場の入口で並ばれていたお客様が一目散にドラムセットへ向かわれ、おもむろに座ったかと思えば、開演前にもかかわらずガンガン叩きまくっています。
しかも、その大半が女性...。
イベントが始まると、ファシリテーター役であるマロさんや、主演のメンバーである五十嵐公太さん(ex.JUDY AND MARY)とオカピさん(スティールパン)の合いの手と共に、お客様もそれぞれの楽器で拍を取りリズムで参加していきます。
もう、この時点で客席側はステージの延長線上といってもいい位、一体感が生まれていました。
立ち見のお客様が予定よりも大勢見えられたため、急遽休憩時間に椅子を増やすことに。
スティーブ・エトウさん、ANNIEさん(ex.THE YELLOW MONKEY)、小幸さん(ダンサー)祐介さん(ダンサー)、鼓和-CORE-(パーカッションチーム)が場面場面のストーリーで盛り上げる中、一際大きい歓声に包まれながらデーモン閣下が登場!
閣下も歌うだけでなく、マロさん発案の段ボールドラムを片手に持ってリズムを刻んでいます。(なかなかお目にかかれない珍しいシーンでした)
スチール撮影をしていて思ったのは、多彩な出演者もさることながら、自分も参加出来るということでその楽しさをご存知の方が存分に楽しまれているイベントだなぁー、ということでした。
「音楽デトックス」というのも、頷けます。
リズム関係のイベントはいくつかありまうが、ここまで「完全お客様参加型」なイベントはないかもしれません。
ご興味ある方は、ぜひ次回ご参加を!
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