吉川晃司・25周年記念ライブツアーの最終日、行って来ました。
「KIKKAWA KOJI LIVE 2009-2010 25th Anniversary LIVE GOLDEN YEARS TOUR FINAL」
25周年。
一言では言い表せない程の歳月を、歌い、踊り、演じて突っ走ってきたエンターテイナーの、まだまだ続く道のりの途中で見せてくれたファンへの感謝を込めた盛大なイベント。
ツアーのファイナルというタイトルよりも、そうした側面で捉えて参加したオーディエンスは多かったように思います。
故に、これまでに行ってきたどの武道館公演よりも、待ちに待ったという人ばかりだったのではないでしょうか。
会場内は、アリーナはもとより、2F席の一番上までビッシリ埋まっていました。
ライブのレポート、曲目はこちら:
http://www.barks.jp/news/?id=1000058161
先週のツアー追加公演(@ Zepp Tokyo 2 days)では、構成をいくらか変えた内容になっていましたが、昨年11月にNHKホールで観たものが、その時よりも肉厚な感じになって戻ってきた...という印象でした。
昨年の夏にShibuya-AXで観た時より体もシェイプされ、この時に合わせて"最高の切れ味"を出すべく研ぎ澄ましてきたかのようなしなやかさ。
最近はライブの途中に喋る時間が増えたのですが、今回は「ほとんど喋らない」とZepp Tokyoで言っていた通り、一言二言の合の手みたいなコメントを除いてMCをほぼ挟まず1時間40分くらいまで一気にたたみ掛けてきました。
今回のステージセットではKマークをかたどった照明トラスが天井から吊るされていたのですが、四隅に照明トラスを支える支柱がないだけであんなにも壮大に、けれど身丈以上の余計な大きさを感じさせないステージに見えるものでしょうか。
横幅いっぱいにまで展開された照明と映像モニターが醸し出す一体感もさることながら、まるでそれらを従えて自分のパーツの一部として「魅せて」いるかのような、アーチストの"華"のようなものが、自身とステージサイズをうまくシンクロさせた形となって、ムダな部分のない、一番「映える」ステージになっていたのだと思います。
あぁ、出来ることならこのライブの写真を自分で撮ってみたかった...。
今回のツアーでは、「バンちゃん」ことDrs.の坂東くん(from T-SQUARE)と、Bassの小池ヒロミチさんとの"低音コンビ"のハマリ具合がとんでもなく良かったな、と。
ディスコミュージックのような曲調/アレンジが多かった前回の「TARZAN」ツアーよりも、今回は昔の曲も数多く含まれている中で、楽曲のテイストをうまく引き出していたリズム隊は、聴いていてとても心地が良かったです。
※いざライブでやろうとすると、曲の雰囲気を再現するのが難しい曲が多いんです。
その上で縦横無尽にメロディが行き来しているという感じが出ていた、エマさん&ヤヨッシーのギターと、ホッピーさん&ヤッシー(武道館に向けてZepp 2 daysから急遽サポート加入)のキーボードも言わずもがな、ですが。
「1990」のエンディングがヤッシーのピアノ演奏で聴けたのはグッときましたね。
クライマックスで、舞台から放たれたテープを拾ってみると、そこには25周年の記念ロゴやらツアータイトルがキチンと印刷されており。しっかりと作り込んでますね。
※その直前に、照明トラスから風に乗って飛んできた「Kマーク」の厚紙(?)は取り損ねてしまいました。。。
25周年は通過点。今度は「50周年で」だそうです。(笑)
「好き勝手やっていくから、ほっといてくれ」
だそうですが、きっと目が離せなくなる活動をこれからも続けていくのでしょう。
まずは、Anniversary Year、お疲れさまでした!!!
P.S.
終演後、ビールのプール(?)には、飛び込んだのでしょうか!?
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