最近、もっぱらサックスばかりでタイコ(ドラムです)ネタが少なかったというよりこちらのブログでは全くなかったので、ちょいとだけ。
ぼくの使っているタイコのセットは、ヤマハのロックツアーカスタム(YD-8000・絶版)というモデルです。シェル(ボディ)の色は白。
家の近所に「森田楽器」という、ドラム専門の楽器屋さんがあって、興味本位でどんなお店か見に行った時に見つけたものです。
それまで、いつか自分でセットを持つことになったらこんなのがいいなぁ...と思っていた構成をあーでもないこーでもないと考えてはいたのですが、どれも既成の組み合わせでは到底足りるわけもないセッティングで、イチから新品で揃えたらそれこそケタが3つまでは余裕でいってしまうだろうという構成でした。
そんなのをそもそも中古で見つけようなどとは思ってもみなかったところへ、先のモリタさんにお邪魔した時、入口横にドーンと白い円筒が、天井方向へ幾重にも積み重なっているではありませんか。
タムのサイズは、8"×8"、10"×10"、12"×12"のスクエア(打面の円の直径と胴の長さが同じ)サイズ、フロアタムが14"×14"と16"×16"の2つ。
トドメは、ツーバス(24"×18"が2つ)。これに、メーカー違いだけどPearlのドラムラックがセットで。
まさしく、自分が組みたかった構成。(下図参照)
パッと見は明らかにハードロック/ヘビーメタル系の方々御用達の「深胴セット」なのですが、そのテのセットでオールラウンドなジャンルをやりたかったので、もう「これしかない」という運命的なものを感じてしまいました。
これに、もともと少しずつ買い足していたシンバルを配置(下図黄色部分)し、現在のセットになっています。
あ、普段これらの機材は「nash」さんに預かっていただき、ライブの時の運搬と、24時間空調完備の倉庫でメンテナンスをお願いしています。
ちなみに、座席側から写真で見ると、こんな感じ。
自分ではあまり意識していませんでしたが、いざ組み上げるとまぁまぁ数は多い方、です...。(笑)
ライブやる時も、nashのスタッフにお手伝いいただいております。
(田中さん、いつもすみません...。お世話さまです。)
とはいえ、どこのハコでもこれが全部入り切るわけではなく(笑)、その時々によってワンバスにしてみたりと、若干カスタマイズして使ってます。
セッティングの点数には特に問題ないのですが、バスドラムの24"を鳴らし切るにはちょっとばかり余計に体力が必要なので、普段使うにはあんまり向いてないかなと思い、そのうち22"を2つか、もしくは片方を20"くらいのサイズに変更したいと考えてます。
実はこのセットのバスドラムヘッドに、これまで在籍していた会社のロゴをその都度カッティングシートで貼っていたりもしていましたが、ちょっと因縁みたいなものを感じたので、今は特に新調はしていません。
フロント側からの写真は、また今度。