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人間力を鍛える：「野村ノート」

雑誌「Number」761号で特集していた「アスリートの本棚」で、野村克也さんの「野村ノート」が紹介されていたので読んでみることにしました。

野村ノート (小学館文庫)

織田裕二：「脱線者」

「踊る大捜査線」に代表される数々のヒット作に主演し、ベテランの域に入ってきた織田裕二。

第一線を走りながらも、あまり一般には語られることがなかった自身の側面について触れているということで、年も近いことから少し興味を持ったので読んでみました。

「小さなお店のツイッター繁盛論」

こちらのエントリで紹介した、「豚組」の中村仁（@hitoshi）さんが、本を出版されるそうです。

グループリーグ突破のキーマン：松井大輔「独破力」

フランスサッカーリーグ・グルノーブルで活躍する日本人選手、松井大輔。

これまで数多くの「ファンタジスタ」と呼ばれた、観客を魅了する人たちがいましたが、ドリブルで相手陣地へ上がって行き、正面からディフェンダーと対峙し、その類稀なるテクニックで相手をかわし突破していく姿は、まさにその呼称がピッタリ当てはまる選手じゃないかと思います。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」

書店の店頭で見かけてはいたものの、

・これまで積極的に読んだことのないドラッカー

・とはいいつつ、その内容からは相反するような表紙カバー

という要素が理由で、買うことをためらっていた本、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」。

こちらの書評も見ていて、ますます気になりどうしようかなぁ...と思っていたところ、ふとiTunes AppStoreを見るとiPhone版でリリースされたページの表示が。

最近、部屋に溜まりつつある本の山を何とかしないといけない状況と、普段から通勤途中にiPhoneの画面を眺めている時間が長いことから、試しに電子版で読んでみようと思い、AppStoreでポチッとなしてみました。

指南役の指南本：「情報は集めるな！」

「私をスキーに連れてって」「彼女が水着に着替えたら」などの'80年代トレンディ映画でその名を知る人ぞ知る「ホイチョイ・プロダクション」のブレーンスタッフでもある、指南役さんの本、「情報は集めるな！」。

いつもこの人の著書を書店で見かけると、つい手に取って買ってしまいます。

映画、テレビ、雑誌など、様々なメディアでの企画・立案を担当していらっしゃるだけに、アイディアを生み出すためヒントやきっかけ作りなど、誰にでも出来るちょっとした工夫が発想に結びつく...ということが書かれています。

「買わねぐていいんだ」

日本レストランエンタプライズ所属の山形新幹線客室販売員・茂木久美子さんの書いた本「買わねぐていいんだ」。

高校を卒業後、たまたま見かけた新聞の求人募集に応募。

「旅を楽しんでもらいたい」

「お客様の笑顔が見たい」

という思いから、お客様との会話によるきっかけ作りを大事にし、車内のワゴン販売でトップセールスになった現在の心境や心構えなどを、様々なエピソードを元に地元である山形弁の表現を織り交ぜながら自身の言葉で綴っています。

サイン本

10月の半ばに池袋西武の「LIBRO」で古田敦也さんの「「優柔決断」のすすめ」という本を見つけて買ったのですが、その時に、

「サイン会の整理券ありますけど、お持ちになります?」

と案内されて整理券（通し番号が27番!!!）をいただいたので、先日そのサイン会に行ってきました。

開始時間を少し過ぎた頃に到着したのですが、既になんだかんだでおそらく100人前後、見物のお客さんも入れると150～60人くらいの人だかりが特設コーナーの前に出来上がっていました。

たぶん野球少年であろう小学生の男の子がお母さんと一緒に並んで帽子のつばにサインを書いてもらったり、きっと現役の頃からの古田さんファンと言わんばかりの人が「27」の番号が縫い付けてある青色のキャッチャーミットを持参して本へのサインに加えてミットにもサインしてもらっていました。

古田さんは少年が多いせいか1人1人気さくに話しかけられ、にこやかに応対されていました。

ぼくも、何もネタがないのもつまらないので、

「フルタの方程式、毎回録画して保存版にしてます。メチャメチャ面白いっすよ!!!」

と話しかけたらニコニコされていました。

（あ、「フルタの方程式」は、知られざるプロの技やコツを判りやすく解説している月イチ放送の番組で、草野球をやってる人にとってはマジメに面白いですよ。）

サービス精神旺盛な姿を拝見していたら、せっかくだったから、どうせなら本以外にも何かアイテムを用意していけばよかったかな、とちょっとだけミーハーな気分になってしまいました。

 

勝間和代のクロストーク一周年イベントに参加してきました

「毎日jp」上にて展開中の「勝間和代のクロストーク」（http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/）。

こちらの、企画開始一周年記念イベントに参加してきました。

ニュース記事：

「＜「勝間和代のクロストーク」１周年＞ツイッターでつながるウェブとリアル」（from 毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091005-00000011-maiall-sci

当日は抽選に当たった会場参加者約150名と、twitterならびにWebの動画中継も行っていたため、リアルタイムでイベントに参加された方は相当数いらしたのではないかと思います。

今回、抽選に応募して当選したため参加出来たのですが、受付で名刺を出してご挨拶したところプレス扱いで参加させていただけましたので写真も撮影させていただけました。ありがとうございます。

会場には勝間さん、そして、twitterによる参加として、民主党・逢坂誠二議員（http://twitter.com/seiji_ohsaka）と歌手の広瀬香美さん（http://twitter.com/kohmi）がアイコン&テキストで発言されていました。

他に、進行内容をフォローすべく、「毎日jp」のコッコちゃん（http://twitter.com/mainichijpedit）やiPodFan編集部（http://twitter.com/iPodFanEdt）による実況中継、さらには会場参加者の1人として、TBSの「ブーブちゃん」（http://twitter.com/tbs_channel）の同僚さんもいらして、普段画面上でアイコンの皆さんがリアルな場面で一堂に会した形（!!!）になっていました。

ディスカッションも、ネットでの選挙運動についてや、ネット上の実名表記など、非常に多岐に渡ったテーマで質疑が行われ、1時間30分の開催時間がかならいあっという間に過ぎて行った感じでした。

イベントの様子は、twitterのアカウントをお持ちの方であれば以下のハッシュタグでTL（タイムライン）を追うことが出来ます。

#crosstalk

で、もろもろ感想を。

勝間さん、初めて拝見しましたが、思っていたよりも小柄な方でした。

また、「IT（Information Technology）リテラシーとよく言われるけど、大事なのはTechnologyのほうではなくて情報（Information）に対する取り組み方のほう」とか、自分がアタマの中でおぼろげながら常日頃考えているのと同じようなことを、判り易い言葉で発言されていました。

最近愛用のKindle（USのAmazonが発売した電子書籍リーダー）をはじめとする常備品も紹介。

 
無線LANルーターよりもデカいバッテリーを持ち歩いているというのにはビックリ。

あ、イベントの最後に「ブーブちゃん」の同僚さんから、「ブーブちゃん人形」をプレゼントされていました。

イベントの話題からはジャンプしてしまうのですが、ちょうどこれに関連するタイミングで、弊社役員によるtwitter関連の本が毎日コミュニケーションズさんから出版されます。

「ツイッター 140文字が世界を変える」

 

新書で読み易いと思いますので、ぜひご一読を。

「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」

自転車レースの最高峰ともいわれる、「ツール・ド・フランス」で前人未到の7連覇を成し遂げた、ランス・アームストロングの半生記。

「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」

この本は、勝ち続けたことの栄光を讃美するものではなく、むしろその前に病んでいたガンとの闘いについて、等身大の表現で語っているものです。

自転車競技の選手として上り坂にあった時期に睾丸ガンを発見し、気がついた時には肺と脳にまで転移、生存率は20%といわれる確率の中で自身と向き合い、病気と闘い、地道な治療を続けなんとか回復したものの、所属するチームからは解雇を通告、新しい活躍の場を探してそこからツールに出場し、勝ち続けた選手です。

もうね、かっこいいとか連覇すごいね、なんていうありきたりな気持ちは読んでいて全然あてはまりません。

病気を発見した時からの心の移り変わりを描いた闘病記であり、受けた治療の内容や文面ににじみ出てくる心の中の葛藤が、読んでいて強烈なインパクトを残します。

しかも、自分と同世代ということで、決して年老いてからの人ごとのようには感じられず、「その時、自分だったら...」と思うととても同じことは出来なかったのじゃないかと、改めて自分の弱さを思い知らされた気がします。

2004年、当時ぼくはマイクロソフトという会社にいて、6月に国内で担当していたお客様御一行のアテンドを兼ねた新人研修を受けるため、レドモンド本社（シアトル）にいました。

その頃ちょうど、アメリカのNike Shopで「LIVE STRONG」という、ランスが発起人となって企画したガン撲滅のための基金活動として、腕に付ける黄色いゴムのリングが売り出されており（サイズによって価格が異なりますが、だいたい1個1ドル前後）、松坂大輔選手（当時、西武ライオンズ、現・ボストン レッドソックス）をはじめとする日本のNike のエンドーサーがみなこぞってこのリングを付けていたことからその存在を知り、出張に行った折に募金も兼ねて買って来て以来、左腕にはリングを付けています。

最初は、Nikeのエンドーサーに憧れて買ってきたのですが、自分が精神的に辛いことがあった時などは、リングに刻まれた「LIVE STRONG」の文字を見て何度も励まされましたし、この本を読んでからは、リングに込められた発起人の思いとともに、それが出来るに至った様々な出来事や葛藤を今までよりも身近に感じられるようになりました。

こういう人生もあるんだと思ったら、自分が日常に抱えることで弱気になんかなれないな、と思ってしまう本です。ぜひ、ご一読を。

「超合金の男」

マジンガーZを幼少期に観ていた世代以降の男性であれば、間違いなくこの人が作ったおもちゃで一度は遊んだことがあるといっても過言ではないと思います。

「超合金の男-村上克司伝-」

亜鉛合金で作ったマジンガーZの人形に「超合金」と名付け、5機の飛行機が変形・合体する「コン・バトラーV」のギミックを発案し、今となっては毎年当たり前のように出てくる「戦隊シリーズ」に初めて巨大ロボ（マーベルコミックスとの提携で制作された「バトルフィーバーJ」のバトルフィーバーロボ）を登場させたのは、すべてこの村上さんの手によるものです。

といっても、そもそもあまりメディアには登場されてこなかった方なので、ぼくもこの本を読むまでは存じ上げなかったのですが、まぁ、名前は知らなくてもその作ってこられたモノは誰もが知っているわけで、その偉大さは簡単に物語れるものではないかもしれません。

空想の世界で動くロボットを、子供の厳しい視点で見ても偽りがないよう忠実に変形ギミックをデザインし、しかもそれを「カッコいい」と思わせるセンス。

元々は自動車の工業デザインをしたかったという想いがふんだんに表れた結果が、時代時代の子供達の心をわしづかみにしてきたのでしょう。実際、大人になってからみてもそのカッコ良さは色褪せていませんし、今風に若干のリファインを施したバージョンとして当時のおもちゃが新しく発売されていたりもするのですから、脱帽です。

いやぁしかし、自分でもこの人のデザインしたおもちゃはほとんど知っていますし、いくつも買ってもらって遊んでいました。それらが無かったら...なんて、考えたこともありません。偉大です。

平積みで目減りしてた

池袋のリブロ1F・マーケティング関連のコーナーで、平積みかつ減ってました。

売れてます。

企業のマーケッター、宣伝担当、広報担当、必読ですよ。

「マーケティングとPRの実践ネット戦略」

デビッド・マーマン・スコット：著

神原 弥奈子：監修

平田 大治：訳

ヤンキース流広報術

実は、読んだのはちょいと前なのですが、ウチの会社のえらいひとに貸し出していたので、レビューをば。

「ヤンキース流広報術」

日本経済新聞社

広岡 勲

報知新聞社の記者からニューヨーク・ヤンキースの広報（松井専属->アジア・太平洋地区担当）に転身した広岡さんの、これまでは取材対象だった松井秀喜選手と日米メディア、ヤンキース広報部メンバーとの関わりとその中での仕事の進め方を書き記した本。

相手にする報道陣は多数、1日のスケジュールも移動や応対で文字通り時間単位に切り盛りしなければならないサイクルにありながら、それらの顛末をまとめて本を書いてしまうなんて、タフです。

松井選手活躍の裏話という視点でも読めますが、取材をする側からされる側になってからの、仕事への取り組み方や考え方が興味深く読めました。

一気に読破。

第二版、増刷

ここでご紹介した写真集ですが、現物を見た人たちからオーダーをいただき、第二版として増刷し、昨日納品されました。

実は、とある理由により、ちょこっとだけ修正してます。

どこが違うかは、ナイショ。